初来店のお客様、会話も盛り上がりヘアスタイルも成功。「気に入りました、ありがとうございます！」と残しニコニコしながらお店を出て行った。
でも、何カ月してもリピート来店はない・・・・
？ ？ ？ 引っ越しでもしたのかな・・・
こんな経験ありませんか？
初来店したお店にリピートしないのは気に入らなかったからではなく、記憶に残らず髪が伸びてもそのお店の事を忘れてしまっているからと言われています。
まさにそのとおりだと思います。
あなたも色々な飲食店に行くと思います。価格帯にもよりますが今時、美味しくない飲食店ってあまりないですよね。どこに行ってもそこそこ満足してお店を出る。で次の機会は？また違う満足を求めて新しいお店を探す。僕は間違いなくそうです、
現代はお洒落な美容室は山ほどあり、その中で普通に接客してヘアサービスを提供するだけで印象に残す事って果たして可能でしょうか？
ましてやお客様は盛り上がるために初めての美容室に来店する訳ではありません。盛り上がりたいのであれば友達と集まるはずです。
では黙って施術をすすめればいいか・・・そう言う訳でもありません。
話すとか話さないのがいいとかではなくお客様が望んでいない話はしない、望んでいる話をする、それ一択です。
そんな望んでいる、いない事なんてお客様自身にしか分からないでしょ！と言いたくなるのも分かるのですが、実はそれは新規客の集客の仕方次第で分かるようになるのです。
例えば「今まで縮毛矯正は嫌だけどクセ毛でお悩みの方へ」と呼びかければドンピシャの方が来店します。そんな方の関心事は「今までにないクセ毛の悩み解消方法」でそれ以外の事はあまり関心がありません。話をよ～く聴き解決方法を提案をする。人間、自分が関心のある事の提案はたくさん聞きたいものです。カウンセリングから仕上げまでその関心事にそってコミュニケーションしてすすめる。お客様は希望と安心の心地よい時間が過ごせます。そして次回の提案です。
「今回はここまでできたので次回は〇〇頃〇〇すればもっとよくなります」
この提案が次回、同じお店に来店する理由になります。
一方、ただ漠然と集客するとどうでしょうか？
お客様の来店キッカケは髪または白髪が伸びたから。
来店理由は「なんとなく雰囲気がよさそうだったから」「近くにあったから」「技術が上手そうだったから」
このような漠然とした理由ではどんな事に悩み、どんな事に関心があるか分かりません。結局、話した方がいい、話さないほうがいいしかなく、次回の来店理由など提案も出来ません。
リピート率と言う数字は新規集客のやり方が大きく影響するのです。