経営するのにコンセプトって本当に必要?

コンセプトってよく耳にするけど分かりにくい概念ですよね。一般的には「切り口」みたいに言われていますが切り口って何?どういう事?なんだかピンときません。

ただ、現在国内の美容室の数は265,000前後あると言われています。都道府県47で割ってもかなりの数。その中で自店を知って関心を持ってもらうには他店とのはっきりした「違い」がないと埋もれてしまいますよね。

例えばどこにでもある大規模チェーン店とか、クセ毛の専門美容室とか、ツヤ髪専門美容室もその一つです。

だから現代ではお店を順風満帆に経営するにはコンセプトは絶対不可欠です。そしてコンセプトは新規集客だけではなくリピート率、客単価にも大きく影響します。

じゃコンセプトって何?どう組み立てればいいの?

言葉の定義は、さほど重要ではないのですがコンセプトとは

ターゲット(ある特徴をもったひとりの人)にどんな価値を提供するか?

この二つの要素でまだ市場で提供されていない事を見つける作業です。

例えばスターバックスは、それまでのタバコの煙モクモク、サラリーマンの多い喫茶店でくつろげない層(ターゲット)に快適で落ち着ける空間(価値)を提供する。例えば丸亀製麺は、それまでただ小麦粉を練ったようなやわやわウドンに満足していなかった層(ターゲット)に本格的なコシのあるウドン(価値)を提供する。

これがコンセプトになります。

そしてそのコンセプトを伝えるために言語化するのが「戦略」となります。

戦略はターゲットに価値を簡潔に記憶に残るような言葉で伝える事です。

スターバックスは仕事・家庭以外のあなたの「第三の場所」丸亀製麺は「丸亀食感」でブレイクしました。

あなたのコンセプトを見つけ出し、ノーコンセプトでお年寄りからお子さんまで幅広く対応の世の多くの美容室の中から抜け出して自店のポジションをつくってしまえば、経営の世界が大きく変わります。

コーヒーでも飲みながらしなし考えてみませんか?

きっと頭の中が少しスッキリするはずです。

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